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『虹の橋』

『虹の橋』

原作者不詳のまま、たくさんの動物のサイトに伝わっている物語です。

原文は英語で、共感した世界中の人達によって様々な国語に翻訳されて、ネットを通じて伝えられています。

一部と二部があり、それぞれ作者は別とされています。

三部目は、芝山さんという方の創作だそうです。

「無断転載、無断複写大歓迎」になっていたので…頂いてきちゃいました。
(営利目的にはご使用にならないよう、固くお願い申し上げます)


【デカ柴でした・笑】

艮蔵が逝った後に知った、“雨降り地区”の件。。。

何度も何度も読んでしまいます。


【名前を聞かれて“ゴンゾウです”と答えたら“ゴンザレス!?強そうなお名前ね〜”と言われてしまった艮さんυ】

虹の橋 第一部

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれる所があります。

この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。

そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。

食べ物も水もたっぷりあって、お日様は降り注ぎ、みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、傷ついていたり不自由な体になっていた子も、元の体を取り戻すのです。

…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、一つだけ不満があるのです。

それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが、ここにいない寂しさの事…。

動物達は、みんな一緒に走り回って遊んでいます。

でも、ある日…その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。

その瞳はきらきら輝き、体は喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。

速く、それは速く、飛ぶように。

あなたを見つけたのです。

あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。

そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降り注ぎ、あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。

そしてあなたは、信頼に溢れる友の瞳をもう一度覗き込むのです。

あなたの人生から長い間失われていたけれど、その心からは一日も消えたことのかったその瞳を。

それからあなた達は、一緒に「虹の橋」を渡って行くのです…。


【大好きな公園に到着〜】

虹の橋 第ニ部

けれど、動物達の中には、様子の違う子もいます。

打ちのめされ、飢え、苦しみ、誰にも愛されることのなかった子達です。

仲間達が1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、橋を渡って行くのを、羨ましげに眺めているのです。

この子達には、特別な誰かさんなどいないのです。

地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、誰かが立っているのに気付きます。

その人は、そこに繰り広げられる再会を、羨ましげに眺めているのです。

生きている間、彼は動物と暮らしたことがありませんでした。

そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近付いていきます。

どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、そこに奇跡が生まれるのです。

そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。

地上では巡りあうことができなかった、特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。


【勇堵より更に車が好きでした(-∀-;)】

虹の橋 第三部

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。

そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、悲しみに打ちひしがれています。

そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。

ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。

地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。

同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。

地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないで下さい。

彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。

そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。

束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以て、教えてくれるのです。

癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出して下さい。

動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみて下さい。

「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。


【あかんぼ艮さん。なかなか耳が立たず、ドキドキさせられたなぁυ】


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