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『どうして?』4

あなたは僕と目は合わせず、帰り際に僕の頭を軽く撫で、丁寧に僕の首輪とリードを持って帰る事を断りました。

あなたは時間がないと言います。

それは僕も同じでした。

あなたが去った後、優しい二人の女性は、引っ越しの事は以前から分かっていたのに、なぜ新しい飼い主を探そうとしなかったのか、と話していました。

忙しいのに彼女達は出来るだけ僕の世話をしてくれました。

もちろん餌は与えられているけれど、もうずっと前から僕は食欲を無くしました。

最初は誰かが僕の檻の前を通る度に、僕は前の方に飛び跳ねました。

あなたの気が変わってまた迎えに来てくれたんだと思い、今の状況が単なる悪夢だと思い、そしてあなたでなくても僕を愛してくれる誰かが来たのだと願いながら…。

自分達の運命に気付いていない可愛い子犬達には僕は勝てない、と悟った時、僕は奥の角にうずくまり、ひたすら待ちました。

その日の終わりに係員の足音が聞こえ、彼女と一緒に別の部屋に行きました。

とても静かな部屋でした。

彼女は僕を台に乗せ、僕の耳をさすりながら「心配しなくていいのよ」と囁きました。

僕の心は今から何が起こるのだろう、と不安でいっぱいになりましたが、安心感さえも感じました。

「愛の囚人」となった僕は、最後の日を迎えていました。

でも僕は自分の事よりも、彼女の事が心配でした。

僕があなたの機嫌がいつも分かっていたように、彼女の気持ちも分かるのです。

彼女の心の重荷は非常に大きいものでした。

彼女は優しく僕の前足に止血帯を巻きました。

彼女の頬には涙が流れています。


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